東浦町(読み)ヒガシウラチョウ

デジタル大辞泉 「東浦町」の意味・読み・例文・類語

ひがしうら‐ちょう〔‐チヤウ〕【東浦町】

東浦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「東浦町」の解説

東浦町
ひがしうらちよう

面積:二四・四一平方キロ

淡路島北東津名郡の北東部に位置する。北は淡路町、西は北淡ほくだん町、南西津名町。東は大阪湾に面し、西には島の中央部を北東から南西に走る標高二〇〇―五〇〇メートルほどの津名丘陵が海近くまで迫る。北部を楠本くすもと川、中央部をうら川・今出いまで川などが同丘陵から流れ出て南東流、もしくは東流し海に入る。北部を北東から南西へ神戸淡路鳴門自動車道が通る。

東浦町
ひがしうらちよう

面積:三一・九一平方キロ

知多半島の東北部に位置し、低い丘陵地と沖積低地からなっている。西に知多半島の背骨をなす丘陵によって阿久比あぐい町・知多市・東海市・大府市に接し、東は衣浦きぬうら湾を隔てて刈谷市と相対し、南は半田市に隣接している。江戸時代から家内工業として木綿織物が行われ、明治以後、生路いくじで織布が企業化され、東浦織布として他地域へ売出された。第二次世界大戦後から昭和三〇年代にかけてのいわゆるガチャマン景気の頃には女性人口も激増して町をあげて生産にはげんだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東浦町」の意味・わかりやすい解説

東浦〔町〕
ひがしうら

愛知県西部,知多半島の基部東岸にある町。 1948年町制。知多木綿の生産が盛んで,半田市とともに繊維工業地域を形成。家具・自動車部品工場もある。西部の丘陵では果樹飼料作物栽培乳牛飼育が行われ,東部の低地では米作中心の兼業農家が多い。 65年以降,緒川 (おがわ) を中心として住宅地化が進む。入海貝塚 (史跡) ,中世の古窯跡群がある。 JR武豊線と国道 366号線,知多半島道路が通る。面積 31.14km2。人口 4万9596(2020)。

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