東洋鋼鈑(読み)とうようこうはん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東洋鋼鈑」の意味・わかりやすい解説

東洋鋼鈑
とうようこうはん

東洋製罐系の鋼板メーカー。 1934年東洋製罐にブリキを供給するために設立。 53年可逆式冷間圧延機による鋼板製造を開始。 59年にビニトップ,61年にハイトップを開発。現在ではアルミ磁気ディスク基盤分野に進出し,多角化を進行している。原材料新日本製鐵が主力供給源。売上構成比は,ブリキ,ハイトップなどの表面処理鋼板 71%,薄板類 15%,機能材料など 14%。年間売上高 1175億 1000万円 (連結。うち輸出 11%) ,資本金 50億 4000万円,従業員数 1957名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東洋鋼鈑」の解説

東洋鋼鈑

正式社名「東洋鋼鈑株式会社」。英文社名「Toyo Kohan Co., Ltd.」。鉄鋼業。昭和9年(1934)設立。本社は東京都千代田区四番町。東洋製罐子会社のブリキメーカー。缶用表面処理鋼板の大手。硬質合金・磁気ディスク用基板・異種金属積層材料など新素材も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード5453。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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