東株(読み)とうかぶ

世界大百科事典(旧版)内の東株の言及

【証券取引所】より

… 日本では1878年に〈株式取引所条例〉に基づいて開設された東京株式取引所(現,東京証券取引所)が最初である。当時は取引のほとんどが投機的色彩の濃い差金決済を目的とした定期取引であったうえ,東京取引所自体の株式(略称東株として有名)を上場して投機を助長するなど弊害も少なくなかった。その後1943年には〈日本証券取引所法〉が制定され,全国11ヵ所の取引所を統合した営団組織の日本証券取引所が設立されたが,戦局の悪化に伴い45年8月9日をもって全市場の売買立会が停止となった。…

【東京証券取引所】より

…略称,東証。前身は,1878年に設立され,東株の名で知られていた東京株式取引所である。東株はその後いったん解散したが,第2次大戦後間もなく制定された証券取引法に基づき1949年4月に東京証券取引所として再発足した。…

※「東株」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android