東山梨郡(読み)ひがしやまなしぐん

日本歴史地名大系 「東山梨郡」の解説

東山梨郡
ひがしやまなしぐん

面積:三三〇・三二平方キロ
三富みとみ村・牧丘まきおか町・春日居かすがい町・勝沼かつぬま町・大和やまと

山梨県の中央部から北部に位置する。北は秩父ちちぶ山地で長野県・埼玉県に接し、南は甲府盆地東端にかかる。郡域は北・西・東に三分割され、北部の一町一村の北は長野県南佐久みなみさく川上かわかみ村・埼玉県秩父郡大滝おおたき村、西は甲府市、南は山梨市、東は塩山市。西部の一町の北から東にかけては山梨市、南は東八代郡一宮町・石和いさわ町、西は甲府市。東部の一町一村の北は塩山市、東は大月市、南は大月市・一宮町、西は山梨市に接する。明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法により山梨郡が東西に分割されて成立、この段階では西は西山梨郡、南は東八代郡、東は北都留きたつる郡に接していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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