東宮野目村(読み)ひがしみやのめむら

日本歴史地名大系 「東宮野目村」の解説

東宮野目村
ひがしみやのめむら

[現在地名]花巻市東宮野目・本館もとだて

北飯豊きたいいとよ村の北に位置する。かつては西隣の西宮野目村と一村で宮野目村と称し、元和八年(一六二二)の南部彦九郎宛南部利直蔵入物成申付伏(花巻宗青寺文書)には宮野目とみえる。正保国絵図では宮目村とあるが高は判続できない。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付では八幡はちまん通に宮野目村、寺林てらばやし通に宮ノ目村が載り、宮野目村は蔵入高六五一石余、七ヵ年平均の免は四ツ八分四厘、宮ノ目村は蔵入高二二石余、七ヵ年平均の免は一ツ一分五厘七毛。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android