東土佐井村(読み)ひがしつつさいむら

日本歴史地名大系 「東土佐井村」の解説

東土佐井村
ひがしつつさいむら

[現在地名]大平村土佐井つちさい

土佐井村の東、友枝ともえだ川左岸の丘陵上に立地する。江戸時代は初め小倉藩領土佐井村に含まれていたとみられる。寛永九年(一六三二)同村から分村して中津藩領になったという。寛文年間(一六六一―七三)小倉藩領小祝こいわい浦・高浜たかはま(現吉富町)と交換され小倉藩領となるが、貞享三年(一六八六)中津藩領に戻されて幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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