出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…だが,地理的,言語的,文化的に多様でありながら,同時にそこには一つの〈アフリカらしさ〉とでもいうべきものがあることも確かである。インド洋に面した東アフリカから,大西洋に向かう西アフリカまで,サバンナではモロコシなどの穀物の粉を火にかけて練った主食,森林地帯ならヤムイモやプランテン・バナナを搗(つ)いた餅,柄のない竪杵を搗く女たち,ウサギとハイエナの昔話,泥と草の家,鼻をつく体臭,タムタムの強烈なビート,日本的まじめさを笑いとばしてしまう巧みな方便とおおらかな生活力,粘度の高い時間の流れ……。多様さの中の一様性,相反するようにみえるものの合一,そこにアフリカのもつ不思議な魅力もあるのかもしれない。…
※「東アフリカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
ボース統計に従う粒子。ボース粒子ともいう。スピンが整数の素粒子や複合粒子はボソンであり,光子,すべての中間子,および偶数個の核子からなる原子核などがその例である。またフォノンやプラズモンのような準粒子...