東[町](読み)あずま

百科事典マイペディア 「東[町]」の意味・わかりやすい解説

東[町]【あずま】

茨城県南部,稲敷郡の旧町。1996年9月1日,東村から町制。北は霞ヶ浦に,南は利根川をはさんで千葉県に臨む。かつて洪水に悩まされたが,第2次大戦後,水利改良事業により解消され,整然とした水田地帯が広がる。近年酪農や花卉,野菜栽培も行われる。1990年筑波東部工業団地が造成され,企業誘致が進められている。2005年3月稲敷郡江戸崎町,新利根町,桜川村と合併し市制稲敷市となる。61.45km2。1万2745人(2003)。

東[町]【あずま】

鹿児島県北西部,長島の東半と付近小島を含む出水(いずみ)郡の旧町。果樹栽培,畜産が盛んで,園芸作物も産する。タイ・ブリ・フグなどの養殖漁業も行う。北部海岸と島々雲仙天草国立公園に属する。2006年3月長島町へ編入。71.04km2。7534人(2003)。

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