杯(漢字)

普及版 字通「杯(漢字)」の解説


常用漢字 8画

(異体字)
11画

[字音] ハイ
[字訓] さかずき・まげもの

[説文解字]

[字形] 形声
声符は不(ふ)。字はまたに作り、否(ひ)声。〔説文〕六上を正字とし「(はこ)なり」とし、(こう)字条十二下に「小なり」という。とは大杯。まげものは薄板をまげて作った器で、はもと曲形に従う字であった。曲はそのまげものの形である。杯は飲器であるから、のちに作る。

[訓義]
1. さかずき。
2. まげもの。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕杯・ 盃なり。太奈(たな)、、阿波太(あはた)/ 陬波太(すはた) 〔和名抄〕盃盞 に云ふ、盃、一名巵(し)、佐賀岐(さかづき) 〔名義抄〕杯・ サカヅキ/盃 ツキ・サカヅキ・モル 〔立〕杯 サクラカチ・カハ/盃 サカヅキ

[語系]
puiとphuは声が近い。(はい)は胎。不・否piuも声が近く、不は花の(がくふ)の形。実がふくらみはじめるのを否という。杯はそのようにふくらみのある飲器をいう。

[熟語]
杯案杯盂・杯・杯圏・杯杯盞・杯杯酌・杯酒杯觴・杯水・杯台・杯盤・杯盆・杯裏
[下接語]
一杯・乾杯・挙杯・玉杯・金杯・銀杯・瓊杯・献杯・膠杯・賜杯・酒杯・寿杯・賞杯・仙杯・大杯・毒杯・罰杯・木杯・鸞杯・流杯

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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