杭打船(読み)くいうちせん

世界大百科事典(旧版)内の杭打船の言及

【作業船】より

… 防波堤や岸壁などの構造物工事用作業船のうち,クレーン船(起重機船)は,デッキクレーンやウィンチを装備し,重量物の運搬や据付作業に供せられる。杭打船は甲板上にタワー(櫓)を設け,直径1~2m,長さ約40mくらいの杭をディーゼルハンマーや蒸気ハンマーなどの杭打機により海底に打ち込むことができる船で,護岸工事などにおけるコンクリート杭や鋼矢板などの打込みに用いられる。タワーは前後に傾斜でき,斜め打ちも可能である。…

※「杭打船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android