杣角(読み)そまかく

精選版 日本国語大辞典 「杣角」の意味・読み・例文・類語

そま‐かく【杣角】

〘名〙 本来は山から切り出した材木を、斧(おの)であらけずりしただけの角材日本農林規格では、幅の大小によって、小杣角(幅一四センチメートル未満)、中杣角(幅一四センチメートル以上、三〇センチメートル未満)、大杣角(幅三〇センチメートル以上)と定めている。

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デジタル大辞泉 「杣角」の意味・読み・例文・類語

そま‐かく【×杣角】

山から切り出した材木を、おので荒削りしただけの角材。日本農林規格では、幅によって大中小に分ける。

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世界大百科事典(旧版)内の杣角の言及

【木材】より

…なお材木とはある程度の大きさと形状を保ち,商取引の対象とされる木材をいう。JAS(日本農林規格)では素材を幹から枝を落としたままの形の丸太と,四面を粗く落とし,丸身のついた角材の形にした杣角(そまかく)とに区分している。素材を製材したものが製材(製材品)で,JASでは板類,ひき割類,ひき角類に区分される。…

※「杣角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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