束柱(読み)ツカバシラ

デジタル大辞泉 「束柱」の意味・読み・例文・類語

つか‐ばしら【束柱】

《「つかはしら」とも》短い柱。つか。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「束柱」の意味・読み・例文・類語

つか‐ばしら【束柱】

〘名〙 (古くは「つかはしら」) 短い柱。特に、梁の上、または、縁側の下などに立てる短い柱。つか。
延喜式(927)一七「束柱等料、歩板二枚」
※宇治拾遺(1221頃)五「ふるき物はいはじ、あたらしうしたるつかはしら、しとみなどをさへ破たきけり」

たばね‐ばしら【束柱】

〘名〙 細い円柱を束ねたような太い柱。ゴシック建築によく見られる。簇柱(ぞくちゅう)

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