村雲御所(読み)ムラクモゴショ

デジタル大辞泉 「村雲御所」の意味・読み・例文・類語

むらくも‐ごしょ【村雲御所】

瑞竜寺ずいりゅうじ異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「村雲御所」の意味・読み・例文・類語

むらくも‐ごしょ【村雲御所】

滋賀県近江八幡市にある日蓮宗尼門跡瑞龍寺別称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「村雲御所」の意味・わかりやすい解説

村雲御所 (むらくもごしょ)

滋賀県近江八幡市にある日蓮宗の由緒寺院。山号はなく,正称瑞竜寺。1596年(慶長1)豊臣秀次の生母瑞竜院日秀(豊臣秀吉の姉)が,非業の死をとげたわが子の追善のため京都村雲の地に創建。以後江戸幕府の保護も厚く,歴代住職になる女性は摂家(せつけ)の九条家に入籍したあと入寺する慣習となり,所在地の名から村雲御所と称された。1963年,秀次の八幡城があった八幡山上の現在地に移転した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「村雲御所」の意味・わかりやすい解説

村雲御所
むらくもごしょ

京都市上京区にある日蓮宗の瑞竜寺 (ずいりゅうじ) の通称尼寺皇族や摂家が門跡として入寺したのでこの称がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「村雲御所」の意味・わかりやすい解説

村雲御所
むらくもごしょ

瑞龍寺

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android