村田町(読み)むらたまち

日本歴史地名大系 「村田町」の解説

村田町
むらたまち

面積:七六・七七平方キロ

郡中央部にあり、東部と西部に南から北に走る丘陵が連なり、北に行くにしたがって高さを増す。北部も山が東西に連なる。三方を山に囲まれた中央低地(村田盆地)南方に続き大河原おおがわら町と接する。東部は標高二二八メートルの赤坂あかさか山、同三〇五メートルの大森おおもり山などで柴田町・岩沼市・名取市と、西部は同一六九メートルの月山がつさんなどで刈田かつた蔵王ざおう町と、北部は同二三八メートルの大平たいへい山、同三〇二メートルの熊鷹くまたか山などで川崎かわさき町・仙台市と接する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「村田町」の意味・わかりやすい解説

村田〔町〕
むらた

宮城県南部,阿武隈川の支流荒川流域にある町。仙台市に接する。 1895年町制。 1955年沼辺村および富岡村の一部と合体。西北部は森林資源に恵まれている。農業が主で,米作,野菜栽培が盛ん。畜産も行われる。江戸時代ベニバナ売買の中心地であった。北部の村田ジャンクションで東北自動車道と山形自動車道分岐工業団地がある。面積 78.38km2人口 1万666(2020)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android