杏子(読み)アンズ

デジタル大辞泉 「杏子」の意味・読み・例文・類語

あん‐ず【×杏子/×杏】

《「あんず(杏子)」は唐音バラ科の落葉小高木。春、葉より先に梅に似た花が咲く。花は淡紅色一重または八重。実は橙黄色で、生食し、干しあんずやジャムなどにもする。種子漢方杏仁きょうにんといい、せき止めに用いる。中国原産。からもも。あんずうめ。アプリコット 夏 花=春》「あまさ柔らかさ―の日のぬくみ/犀星

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杏子」の解説

杏子 きょうこ

室生犀星(むろう-さいせい)の小説「杏(あんず)つ子」の主人公
作者分身である小説家,平山平四郎の長女。3度の見合いのあと,作家志望の漆山亮吉と結婚し,父の邸の離れにすむ。亮吉が義父の心理的圧迫から酔って庭を破壊したため,夫婦で邸をでるが,やがてひとり父のもとにもどり,夫とわかれる。昭和31年から「東京新聞」連載

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普及版 字通 「杏子」の読み・字形・画数・意味

【杏子】きようし

あんずの実。

字通「杏」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「杏子」の解説

杏子 (アンズ)

学名Prunus armeniaca
植物。バラ科の落葉小高木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

367日誕生日大事典 「杏子」の解説

杏子 (きょうこ)

生年月日:1960年8月10日
昭和時代;平成時代の歌手

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