李肇(読み)りちょう

世界大百科事典(旧版)内の李肇の言及

【佚事小説】より

…それには後漢から東晋に及ぶまでの有名人の逸話を徳行・言語・政治・文学・雅量・豪爽・傷逝・賢媛・任誕・倹嗇・汰侈・惑溺など36門に分類して収載している。《世説新語》が人物を中心とする逸話集であるのに対して,事柄を中心とするものに唐の李肇(りちよう)の《国史補》がある。その自序にいうように〈事実を紀し物理を探り疑惑を弁じ勧戒を示し風俗を採り談笑を助くるは則ち之を書す〉という態度で記録されたもの。…

※「李肇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」