杉山 清次郎(読み)スギヤマ セイジロウ

20世紀日本人名事典 「杉山 清次郎」の解説

杉山 清次郎
スギヤマ セイジロウ

明治・大正期の電気技術者 阪堺電気軌道技術長。



生年
明治9年10月15日(1876年)

没年
大正7(1918)年9月18日

出生地
大阪府大阪市

学歴〔年〕
東京帝大工科〔明治34年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔明治38年〕

経歴
生家は大阪北新地では屈指の貸座敷業・杉山楼で、直助を父に生まれる。幼少から学問を好み、大学を卒業後、生家を廃業させて大阪市職員となる。市電気部長を務め、大阪市営電鉄(市電)の建設には最大の功績があり、行政面でも尽力した。のち阪堺電気軌道(南海電気鉄道前身)の技師長を務めた。大正7年9月大阪支庁の参事会出席中に倒れ急死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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