本郷 新(読み)ホンゴウ シン

20世紀日本人名事典 「本郷 新」の解説

本郷 新
ホンゴウ シン

昭和期の彫刻家 日本美術家協会理事。



生年
明治38(1905)年12月9日

没年
昭和55(1980)年2月13日

出生地
北海道札幌市

学歴〔年〕
東京高等工芸学校彫刻科〔昭和3年〕卒

主な受賞名〔年〕
野間美術賞〔昭和19年〕「援護の手(母子像)」,日本平和文化賞〔昭和25年〕「わだつみのこえ(戦没学生記念像)」

経歴
新制作協会彫刻部創設の一人。具象彫刻一筋に生き、ヒューマニズムに裏打ちされた作品を多く残した。母子像「援護の手」で野間美術賞、戦没学生記念像「わだつみのこえ」で日本平和文化賞受賞。このほか石川啄木像、北海道開拓記念碑「風雪群像」、樺太慰霊碑「氷雪の門」、「無辜の民」シリーズなどの代表作がある。札幌・宮の森のアトリエは「札幌彫刻美術館」として運営されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「本郷 新」の解説

本郷 新 (ほんごう しん)

生年月日:1905年12月9日
昭和時代の彫刻家。日本美術家協会理事
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android