精選版 日本国語大辞典 「本読」の意味・読み・例文・類語
ほん‐よみ【本読】
〘名〙
① 本を読むこと。特に書物を好んでよく読む人。読書家。
※洒落本・青楼快談玉野語言(1822)二「あそこここ本よみをしやした」
※浮世草子・当世芝居気質(1777)四「あほらしい狂言じゃ。是をおめおめとよう本読がしられた事じゃ」
③ 転じて、筋書きをつくること。計画をたててその打合せをすること。下相談。
※洒落本・仕懸文庫(1791)二「てめへもおつう本よみをしたな狂言がおさまったとみへるぜへ」
④ 台詞(せりふ)のやりとり。
※洒落本・御膳手打翁曾我(1796か)「さぞとなりの本よみはおもしろからふと屏風ごしに聞ば」
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