本元(読み)ホンモト

デジタル大辞泉 「本元」の意味・読み・例文・類語

ほん‐もと【本元】

いちばんのもと。「本家本元
[類語]始め始まり起こりもと発端ほったん端緒濫觴らんしょう嚆矢こうし権輿けんよ起源根源源流物種温床源泉糸口とば口取っ掛かり手掛かり足掛かり道を付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本元」の意味・読み・例文・類語

ほん‐もと【本元】

〘名〙
① いちばんのもと。おおもと。根源。
滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)五「鴻巣雛(このすひな)と言て、裸人形の本元(ホンモト)だア」
② 本家。
黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「出店でするより本元でする好都合は知れた事」

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普及版 字通 「本元」の読み・字形・画数・意味

【本元】ほんげん

根元根本のこと。宋・軾〔庚辰の歳、人日の作~二首、二〕詩 此の生、念念影に從ふ 家山めて本元と作(な)すこと(なか)れ

字通「本」の項目を見る

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