木鋤(読み)コスキ

デジタル大辞泉 「木鋤」の意味・読み・例文・類語

こ‐すき【木×鋤/×杴】

全部が木でできたすき。
雪かき用の木製のすき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「木鋤」の解説

木鋤
きすき

古代木製農具の一つ
弥生時代から木鍬とともに耕耘 (こううん) に用いた。柄に対し鋤の先が直線または鈍角をなし,足で踏みこんで土をおこす。弥生時代に青銅製の出土品もあり,古墳時代には鉄製鋤もあるが,一般的には木製であった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android