木綿注連(読み)ゆうしめ

精選版 日本国語大辞典 「木綿注連」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しめ ゆふ‥【木綿注連】

〘名〙 こより、または白布で編んだ紐で輪を作り、首にかける修験袈裟(しゅげんげさ)
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)出羽三山八日月山にのぼる。木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭を包、強力と云ものに道びかれて」

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