木戸留(読み)きどどめ

精選版 日本国語大辞典 「木戸留」の意味・読み・例文・類語

きど‐どめ【木戸留】

〘名〙 芝居、相撲、見世物などの興行で、満員のために客の入場を一時さしとめること。札留(ふだどめ)
※茗荷畠(1907)〈真山青果〉五「三軒が三軒見て来た芝居の木戸留であった事、秩父縞の月賦売が却って格安の事や何かを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android