木戸を突く(読み)キドヲツク

デジタル大辞泉 「木戸を突く」の意味・読み・例文・類語

木戸きど・く

興行場で、入場を拒む。
「いきなり女給さんに―・かれたじゃあございせんか」〈万太郎みぞれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木戸を突く」の意味・読み・例文・類語

きど【木戸】 を 突(つ)

興行場で、人の入場を拒む。
春泥(1928)〈久保田万太郎〉みぞれ「ずっとその事務所へ通らうとすると、もしもしどこへおいでになります?━いきなり女給さんに木戸を突かれたぢゃアござんせんか」

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