木喰上人(読み)もくじきしょうにん

防府市歴史用語集 「木喰上人」の解説

木喰上人

 江戸時代中頃の僧で、61歳の時に全国をまわりながら、仏像をほって歩きました。防府にも82歳の時に訪れ、たくさんの仏像を残しています。これらの仏像はまゆが濃く、おだやかな表情をしており、木喰仏[もくじきぶつ]と呼ばれます。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木喰上人」の意味・わかりやすい解説

木喰上人
もくじきしょうにん

木の実や果実常食とする (木喰戒を守る) 僧の総称木喰応其木喰五行明満が有名。

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