木之本[町](読み)きのもと

百科事典マイペディア 「木之本[町]」の意味・わかりやすい解説

木之本[町]【きのもと】

滋賀県北部,伊香(いか)郡の旧町。中心集落は北国街道脇往還交点の旧宿場町で北陸本線,北陸自動車道が通じる。地場産業として,生糸から琴糸,三味線糸など邦楽楽器糸を生産する。林業も盛ん。浄信寺(木之本地蔵),賤ヶ岳(しずがたけ)があり,琵琶湖岸は琵琶湖国定公園に属する。1993年に琵琶湖がラムサール条約登録湿地となる。2010年1月東浅井郡虎姫町,湖北町,伊香郡高月町,余呉町,西浅井町と長浜市へ編入。91.92km2。8519人(2005)。
→関連項目富永荘

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android