木の実(読み)きのみ

精選版 日本国語大辞典 「木の実」の意味・読み・例文・類語

き【木】 の 実(み)

① 木になる果実。このみ。
サントスの御作業(1591)二「Amendoas ト ユウ qinomi(キノミ)、アルイワ シュカウ ヲ ヨウイセラル」
② 椿の実。
※俳諧・篗纑輪(1753)「木(キ)の実(ミ)〈略〉椿の実也 畿内江東の方言椿の実を木の実と云て其油を女の髪に用ゆ」

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デジタル大辞泉 「木の実」の意味・読み・例文・類語

こ‐の‐み【木の実】

木になる果実。きのみ。 秋》「降りくるは栗鼠りすがこぼせし―かな/秋桜子
[類語]果実草の実青果

き‐の‐み【木の実】

木になる果実。このみ。

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