朝鮮休戦協定(読み)ちょうせんきゅうせんきょうてい

旺文社世界史事典 三訂版 「朝鮮休戦協定」の解説

朝鮮休戦協定
ちょうせんきゅうせんきょうてい

朝鮮戦争終結のために,1953年7月,国連軍北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)軍との間に結ばれた協定
戦乱の早期解決を望む国際世論の高まりの中で,ソ連国際連合を通じて停戦を提案し,アメリカがこれを受諾した。その結果,1951年から板門店 (はんもんてん) で休戦会談が開かれ,停戦境界線を北緯38度線とすること,3か月以内に撤兵や統一問題に関する政治協議を開くことなどを協定したが,今なお根本的には未解決である。

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旺文社日本史事典 三訂版 「朝鮮休戦協定」の解説

朝鮮休戦協定
ちょうせんきゅうせんきょうてい

1953年7月,板門店 (はんもんてん) において,北朝鮮軍・中国軍と国連軍との間で結ばれた休戦協定
1950年に始まった朝鮮戦争が,'51年春ごろから北緯38度線付近で膠着状態に入り,同年6月休戦会談が始まり,2年後に調印された。非武装地帯設立中立国による監視委員会の設置,捕虜送還などが決められた。

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