朝雨(読み)アサアメ

デジタル大辞泉 「朝雨」の意味・読み・例文・類語

あさ‐あめ【朝雨】

朝の雨。朝に降りだす雨。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝雨」の意味・読み・例文・類語

あさ‐あめ【朝雨】

〘名〙 朝降る雨。
古事記(712)上・歌謡山処(やまと)一本薄(ひともとすすき) 項傾(うなかぶ)し 汝(な)が泣かさまく 阿佐阿米(アサアメ)の 霧に立たむぞ 若草の 妻の命(みこと) 事の語り言も こをば」
[補注]「古事記‐歌謡」の例は、一説に「霧」の枕詞とも。

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普及版 字通 「朝雨」の読み・字形・画数・意味

【朝雨】ちよう(てう)う

朝ふる雨。唐・王維〔元二の安西に使するを送る〕詩 渭雨、輕塵を(うるほ)す 客舍として、柳色新たなり

字通「朝」の項目を見る

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