朝比奈 宗源(読み)アサヒナ ソウゲン

20世紀日本人名事典 「朝比奈 宗源」の解説

朝比奈 宗源
アサヒナ ソウゲン

大正・昭和期の僧侶 円覚寺(臨済宗)管長。



生年
明治24(1891)年1月9日

没年
昭和54(1979)年8月25日

出生地
静岡県清水市

学歴〔年〕
日本大学宗教科専門部〔大正11年〕卒

経歴
12歳で得度。19歳から10年間、京都の花園妙心寺と鎌倉の円覚寺専門道場で修業、古川堯道から印可を受けた。日大宗教科専門部を32歳で卒業、鎌倉浄智寺住職を経て、昭和17年円覚寺住職。大戦中、中国や南方で従軍布教、広島原爆投下の際、木戸幸一内府や平沼騏一郎らに終戦決断を迫った。戦後アメリカに招かれ「欧米雲水記」を出版。鎌倉山の宅地造成阻止のため、地元鎌倉の住人佐藤栄作首相に直訴した。49年日本を守る会会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「朝比奈 宗源」の解説

朝比奈 宗源 (あさひな そうげん)

生年月日:1891年1月9日
大正時代;昭和時代の僧侶。円覚寺管長
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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