デジタル大辞泉
「朝明」の意味・読み・例文・類語
あさけ【朝▽明】
《「あさあけ」の音変化》夜明け。
「―の姿は、げに人のめで聞えむも」〈源・夕顔〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あさ‐あけ【朝明】
〘名〙
① 朝になってあたりが明るくなること。また、その
時分。夜明け。
明け方。あさけ。
※
古今六帖(976‐987頃)五「いかならん日のときにかもわぎもこがもひきのすがたあさあけにみん」
② 比喩的に、新しい時代が始まること。あけぼの。
黎明。
あさ‐け【朝明】
[1] 〘名〙 (「あさあけ(朝明)」の変化した語) 夜が明ける時分。
夜明け方。あさあけ。多く歌語として用いられる。
※
万葉(8C後)一四・三五六九「
防人に立ちし安佐気
(アサケ)の
金門出(かなとで)に手放れ惜しみ泣きし児らはも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「朝明」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報