朝に夕べを謀らず(読み)アシタニユウベヲハカラズ

デジタル大辞泉 「朝に夕べを謀らず」の意味・読み・例文・類語

あしたゆうべをはからず

《「春秋左伝」昭公元年から》朝にその日の夕方のことを考えないの意から、先のことを考えない、また、考える余裕がないことをいう。朝に夕べおもんぱからず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝に夕べを謀らず」の意味・読み・例文・類語

あした【朝】 に 夕(ゆう)べを=謀(はか)らず[=慮(おもんぱか)らず]

(「春秋左伝‐昭公元年」の「吾儕偸食、朝不夕、何其長也」による) 朝にその夕方のことを考えない。目前将来のことを考えないこと、また、考える余裕のないこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android