服部 良子(読み)ハットリ ヨシコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「服部 良子」の解説

服部 良子
ハットリ ヨシコ


職業
女優

本名
高木 良子(タカギ ヨシコ)

生年月日
昭和26年 11月6日

出生地
東京都

学歴
日本女子体育短期大学舞踊科卒

経歴
小学校からバレエ習い、日本女子体育短期大学舞踊科を出てショーダンスチームのワールド・ダンサーズに入る。昭和47年オーディションに合格して劇団四季に入団し、48年「ジーザス・クライスト=スーパースター」で初舞台。「ウェストサイド物語」「コーラスライン」などで頭角を現し、傑出したダンスと歌唱力、幅広い演技力を持つ実力派女優として同劇団を支えた。58年に初演され、同劇団の代表作ともなったロングラン作品「キャッツ」ではおばさん猫・ジェニエニドッツ役を演じ、20年後の平成15年出演4000回を達成。16年4251回で降板したが、同一役を演じ続けた回数では日本最多記録となった。17年「人間になりたがった猫」を最後に舞台を離れ病気療養に入ったが、19年55歳で亡くなった。他の出演作品に「ミュージカル李香蘭」「エビータ」などがある。

没年月日
平成19年 4月30日 (2007年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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