有道しゃくし

デジタル大辞泉プラス 「有道しゃくし」の解説

有道しゃくし

岐阜県高山市久々野町の有道(うとう)地区で生産される木の杓子江戸時代の中ごろから農閑期につくられてきたもので、地元産のホオノキ材料手作業で製作される。継ぎ目がない1本作りのため丈夫で、波模様のような削り目がのせた具材を滑りにくくする。岐阜県郷土工芸品に認定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android