有栖川宮幟仁親王(読み)ありすがわのみや たかひとしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有栖川宮幟仁親王」の解説

有栖川宮幟仁親王 ありすがわのみや-たかひとしんのう

1812-1886 江戸後期-明治時代,有栖川宮韶仁(つなひと)親王の第1王子。
文化9年1月5日生まれ。文政5年光格天皇の猶子となり,翌年親王。弘化(こうか)2年宮家をつぐ。中務卿(なかつかさきょう)。祐宮(さちのみや)(のちの明治天皇)の習字師範,国事御用掛,維新後は神祇事務総督などをつとめた。「幟仁親王日記」がある。明治19年1月24日死去。75歳。幼称は八穂宮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例