有志(読み)ユウシ

デジタル大辞泉 「有志」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐し〔イウ‐〕【有志】

ある物事関心をもち、かかわろうとする意志のあること。また、その人。「有志を募る」
[類語]篤志家ボランティアボランタリー自発的公共心公徳心犠牲犠牲的サービス献身献身的ささげる挺身ていしん捨て石利他利他心志願慈善篤志殉ずる奉仕奉公寄与貢献裨益ひえき尽力尽くす骨身を惜しまず粉骨砕身身をにする身を削る骨身を削る命をささげるケアアフターケア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有志」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐し イウ‥【有志】

〘名〙 ある事についての、意見、意志、目的などをもつこと。団体などの構成員のうち、ある事に特に関心をもち一緒に何かを実現しようとすること。また、その人々。
十善法語(1775)五「常人の軽々に看過するところなれども、有志のものは恐懼するところぞ」
[補注]声明文などを発表する際、名を出すかわりに単に「○○有志」と記すことがある。

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普及版 字通 「有志」の読み・字形・画数・意味

【有志】ゆう(いう)し

志す所がある。魏・王粲詠史〕詩 人生各り (つひ)に此れが爲に移らず~ 生きては百夫の雄と爲らん 死しては壯士の規と爲らん

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