有峰湖(読み)アリミネコ

デジタル大辞泉 「有峰湖」の意味・読み・例文・類語

ありみね‐こ【有峰湖】

富山県南東部、常願寺川の支流和田川上流にある人造湖。発電用有峰ダム建設によりせき止められてできた貯水池。面積5.1平方キロメートル、最大貯水量2.2億立方メートル。湖畔にはキャンプ場がある。薬師岳の登山基地。

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デジタル大辞泉プラス 「有峰湖」の解説

有峰湖

富山県富山市の常願寺川水系和田川にある有峰ダムのダム湖周辺にはブナミズナラ原生林が広がり、宿泊施設やビジターセンター、遊歩道などが整う。2005年、財団法人水源地環境センターによりダム湖百選に選定された。

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事典・日本の観光資源 「有峰湖」の解説

有峰湖

(富山県富山市)
とやまの名水66選指定の観光名所。

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世界大百科事典(旧版)内の有峰湖の言及

【常願寺川】より

… 一方,急流であることから電源開発もすすんでおり,常願寺川水系には8ダム,27発電所が設けられ,最大出力の総計は81万2500kW(1997)に及ぶ。とくに支流和田川上流の開発は大規模で,37年富山県電気局が着手,第2次世界大戦による中断ののち55年北陸電力が再開し,59年堤高140mの有峰(ありみね)ダムが完成,堪水面積5km2の有峰湖が生まれた。常願寺川の雪どけ水は下流扇状地の農業用水源として重要であるが,かつては両岸につくられた小用水は出水ごとに決壊し,また渇水に悩まされる状況を繰り返した。…

※「有峰湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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