有りっ丈(読み)アリッタケ

デジタル大辞泉 「有りっ丈」の意味・読み・例文・類語

ありっ‐たけ【有りっ丈】

《「ありたけ」の音変化》
[名]あるだけ全部。「有りっ丈の声を張り上げる」「資金有りっ丈をつぎ込む」
[副]可能な限り多く。できるだけ。思う存分。「力を有りっ丈出す」
[類語]凡て万事一切有りたけ一切合切丸ごとそっくりそのまま全部徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとく通じて総じてつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆる全容全貌おんぶにだっこオールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終全体裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃ひとそろ一式十把ひとからげひとまとめ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく一から十まで

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android