月雪(読み)つきゆき

精選版 日本国語大辞典 「月雪」の意味・読み・例文・類語

つき‐ゆき【月雪】

〘名〙
① 月と雪。月または雪。
玉葉(1312)夏・三〇五「時やいつ空に知られぬ月雪の色をうつして咲ける卯の花〈覚助法親王〉」
② 月や雪など自然の美に感じて風流を楽しむこと。
俳諧・続虚栗(1687)冬「月雪とのさばりけらしとしの昏(くれ)芭蕉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android