月ヶ瀬梅林(読み)つきがせばいりん

世界大百科事典(旧版)内の月ヶ瀬梅林の言及

【月ヶ瀬[村]】より

…農業は茶の栽培を中心として,水稲,シイタケなどの複合経営で,特に茶は関西でも有数の生産地である。また梅の名所として広く知られ,江戸後期に頼山陽,斎藤拙堂などの文人が訪れたことで有名となり,現在も梅樹約6000本を有する月ヶ瀬梅林(名)には多くの観光客が集まる。ウメの加工も盛んで,古くは京紅の染料となる烏梅(うばい)を産した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」