最適化基準(読み)さいてきかきじゅん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最適化基準」の意味・わかりやすい解説

最適化基準
さいてきかきじゅん

伝統的な企業行動理論やオペレーションズ・リサーチ ORなどで採用される決定基準であり,すべての代替案うち最適のものの選択を要求する基準。この基準では意思決定者は唯一目標をもっており,これを評価基準として用いること,比較,評価する代替案はすべて発見できること,および代替案の結果は正確に予測,推定できることが仮定されている。そのためこの基準は例外的にしか適用できず,現実的でないと批判されることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android