替詞・替言葉(読み)かえことば

精選版 日本国語大辞典 「替詞・替言葉」の意味・読み・例文・類語

かえ‐ことば かへ‥【替詞・替言葉】

〘名〙
詩歌語句を、同じ意味で、別のことばに言いかえること。また、そのことば。替え言(ごと)
落書露顕(1413頃)「歌にも連歌にも替詞は肝要也」
仲間だけに通じるように、別のことばで言いかえたことば。あいことば。符丁
浮世草子男色大鑑(1687)六「衆を墓原といへるは、一夜の情代銀三枚あげし替言葉(カヘコトハ)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android