書計(読み)しよけい

普及版 字通 「書計」の読み・字形・画数・意味

【書計】しよけい

よみかき、計算。晋・夏侯湛〔東方朔画賛〕三五典、索九丘、陰陽圖(とゐ)の學、百家衆の論、~經石の、射書計のよりして、乃ちして其の理を究め、はずして其の功を盡す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の書計の言及

【読み書きそろばん(読み書き算盤)】より

…そのうち〈書〉は文字の読み書きを,〈数〉は算数を意味する。《礼記》内則篇では,男の子が6歳になると数と方角の名を教え,9歳になると日のかぞえかたを教え,10歳になると家庭をはなれて〈書計〉すなわち読み書きと計算を学び,以後,13歳で〈楽〉(音楽),15歳以上で〈射御〉(弓射と車馬を御する術),20歳で〈〉を学ぶという。また《漢書》食貨志にみえる古代の教育方法では,〈8歳で小学に入り,六甲五方書計の事を学ぶ〉という。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」