書生ぽ(読み)しょせいっぽ

精選版 日本国語大辞典 「書生ぽ」の意味・読み・例文・類語

しょせいっ‐ぽ【書生ぽ】

〘名〙 (「しょせいっぽう」とも。「書生(しょせいぼう)」の変化した語か) 書生をあなどっていう語。しょせっぽ。
社会百面相(1902)〈内田魯庵貴婦人「最う少し豪(えら)い人かと思ったら、書生ッぽうだから呆れて了う」

しょせっ‐ぽ【書生ぽ】

〘名〙 「しょせいっぽ(書生━)」の変化した語。
坑夫(1908)〈夏目漱石〉「僕だなんて━書生(ショセ)っ坊(ポ)だな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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