書智徳(読み)ふみの ちとこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「書智徳」の解説

書智徳 ふみの-ちとこ

?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏
壬申(じんしん)の乱(672)で東国にのがれた大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)にしたがった舎人(とねり)。天武天皇10年小錦下をさずけられ,連(むらじ)姓をあたえられた。のち忌寸(いみき)姓。持統天皇6年(692)没したらしく,この年,直大壱(じきだいいち)をおくられた。氏(うじ)は文,名は知徳ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android