更始帝(読み)こうしてい

改訂新版 世界大百科事典 「更始帝」の意味・わかりやすい解説

更始帝 (こうしてい)
Gēng shǐ dì

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の更始帝の言及

【光武帝】より

…王莽末期に緑林の乱,赤眉の乱などが起こると,長兄の劉演と族兄の劉玄とともに南陽の豪族と連合して挙兵し(22),新市の緑林と平林の兵と同盟して勢力を振るった。劉玄を立てて更始帝となし,改元して更始元年(23)とした。みずからは更始帝の将軍として活躍し,昆陽の戦において王莽の大軍に決定的打撃をあたえた。…

【劉玄】より

…劉秀とともに挙兵し,湖北の新市(緑林)・平林の兵と連合して勢力を振るった。諸将に推されて天子(更始帝)となり,建元して更始元年とした(23)。洛陽を国都としたが,しばらくして長安に遷都した。…

※「更始帝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」