曲込(読み)まげこむ

精選版 日本国語大辞典 「曲込」の意味・読み・例文・類語

まげ‐こ・む【曲込】

〘他マ五(四)〙
品物を質入れする。まげる。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二「七ツやへまげこみひとへものいちまいにて、やぐにくるまり」
② 曲げて、中へ折り入れる。
※続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉九三「余程唇の方を内部へ曲(マ)げ込(コ)むやうにせねば舌が其に届かなかった」

まがり‐こ・む【曲込】

〘自マ五(四)〙 曲がってはいる。
※俳諧・曾波可理(1817)「曲りこむ藪の綾瀬や行蛍」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報