曝柿・晒柿(読み)しゃれがき

精選版 日本国語大辞典 「曝柿・晒柿」の意味・読み・例文・類語

しゃれ‐がき【曝柿・晒柿】

〘名〙
① 木についたままで熟し、甘くなった柿。木晒(きざらし)木醂(きざわし)
② (晒柿) 染色の名。柿渋で染めたうすい渋色。されがき。
浄瑠璃・博多露左衛門色伝授(1708)五「うへは、やまとのしゃれがきに、高をの紅葉打ちらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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