曙草（読み）アケボノソウ

デジタル大辞泉

あけぼの‐そう〔‐サウ〕【^×曙草】

リンドウ科の越年草。山野の水辺に多く、高さ60～90センチ。葉は長楕円形で対生。夏から秋に、花びらの先に2個の濃緑色の斑紋と黒紫色の細い斑点をちりばめた白い花が咲く。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

あけぼの‐そう ‥サウ【曙草】

〘名〙 リンドウ科の二年草。各地の山野の水辺に生える。高さ六〇～九〇センチメートル。茎は角柱形。葉は卵状楕円形で先がとがり、三本の主脈がある。夏から秋に、白色で花冠が五裂し、各裂片に緑色の斑点二つと黒紫色の細点がある花が咲く。よしのしずか。〔語彙（1871‐84）〕

あけぼの‐ぐさ【曙草】

〘名〙 植物「さくら（桜）」の異名。《季・春》

※蔵玉集（室町）「曙草 桜」

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

曙草 (アケボノソウ)

学名：Ophelia bimaculata
植物。リンドウ科の二年草

曙草 (アケボノグサ・アケボノソウ)

植物。バラ科サクラ属の落葉高木の総称。サクラの別称

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」