曇懸(読み)くもりかかり

精選版 日本国語大辞典 「曇懸」の意味・読み・例文・類語

くもり‐かかり【曇懸】

〘名〙
① 空に雲がかかること。また、その雲。
※足利本人天眼目抄(1471‐73)下「青天白日一点の曇り㝵りも無いに雷電霹靂発動して」
② 疑われたり怪しまれたりすること。疑わしい点や怪しい点。嫌疑疑惑。くもりかすみ。
洒落本・酒徒雅(1803)「くもりかかりのないうへで、こよひのうちに身うけしよふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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